古いデジタルカメラの話をしよう
古いデジカメのバッテリーを充電して電源を入れてみた。
背面液晶にカード不良のメッセージが表示されその先に進めない。
仕方ないので違うカードと交換すると問題なく撮影可能となった。
古いデジカメはCanon IXY Degital 400、16年前最高に輝いていたデジタルカメラだ。
僕が大枚5万円を支払って手に入れたお宝で、これでたくさんの思い出を残した。
こいつを手に入れる前にCasio QV-10とKodak DC210 Zoomを購入したが実用にならず思い出は残せなかった。
IXY Degital 400は400万画素CCDセンサーを搭載しており、SNSやブログで使用する写真なら問題はない。そしてレンズも135換算 36~108mm f2.8-4.9と日常を切り取るには十分な画角のズームレンズを持っている。
僕がIXY Degital 400を常用したのはNikon D70を手に入れるまでの2年間で、その後は父が長い間使用していた。しかし、その父も3年前に亡くなり久しく電源を入れることもなく保管箱で眠っていた。
偽ライカ礼賛
僕の街撮りカメラはフジのX100だ。
どことなくLeicaに似せたデザインがお気に入りである。
発売されて8年経つが性能に不足は感じない。
Leicaを買う機会は何度かあったが、レンジファインダー機の二重像でピントを合わせる、あれが大嫌いで手にすることはなかった。
Leica-Qはピントがオートになり、あのへんてこりんのピント合わせが不要となったので欲しいカメラだった。
しかし、父親が亡くなったり、自分の仕事リタイヤなどが重なり、購入のタイミングを失ってしまった。
家にあるカメラとレンズでLeicaのロゴが入ったものは、panaのLeica 15mm f1.7が唯一である。
今日もX100を持って街を散歩する、なかなか良い写真が撮れない、これはカメラが悪いわけでなく僕の撮る腕が悪いのである。